モンキー本舗より購入(通販)
乗り始めた当初は、75ccのパワーでも十分だと思っていた。 だが、坂道での余力のなさは予想以上で、ライダーの体重過多と相まって、次第にモアパワーへの欲求が高まってきた。
JUN INTERNATIONAL
WPCハイクオリティ80ccボアアップキット
モンキー本舗より購入(通販)
乗り始めた当初は、75ccのパワーでも十分だと思っていた。 だが、坂道での余力のなさは予想以上で、ライダーの体重過多と相まって、次第にモアパワーへの欲求が高まってきた。
前オーナーにより、75cc化&ハイカム&0.5mm面研&ポート研磨されていたものの、やはりノーマルヘッドでは厳しいのかも。 性能向上の為には、単なるボアアップだけでなく、シリンダーヘッドも換える必要がある。
最初は、SP武川の88cc R-STAGEキットにするつもりだった。 武川なら間違いなかろうと。 でも、色々と調べてみると、JUN INTERNATIONALのキットの評価が高い。 カブ50用は80ccまでのボアアップキットしかないが、49.5mmクランクシャフトと組み合わせれば、96ccとなる。 この組み合わせでも、武川のR-STAGEより安い。
もともと高出力を追及するつもりはなくて、坂道であと10km/h速く走りたいだけだ。 トルクを出すにはロングストロークの方がいいし、ボア50mmなら耐久性も88cc仕様(ボア52mm)よりもマシだろう。
50mmシリンダー&ピストン。 アルミに鉄スリーブ。 スタッドボルト穴がシリンダー穴とずれている。 ピストンはヘッドがフラットなタイプで、小さくバルブリセスが刻んである。
シリンダー下部。 クランクケースに入る部分は、わずか2mmしかない。 88cc(ボア52mm)シリンダーだと僅か1mmというから恐れ入る。 50ccノーマル(ボア39mm)に対して11mmも拡大しているのだから当然か。
ちなみにタイカブ(100EX)もボア50mmだが、こちらはクランクケース側のスリーブが入る穴が大きいので、スリーブの厚みもゆとりがある。
横からみたシリンダー。 フィンにJUNの文字が。
こちらはシリンダーヘッド。 バルブは最初から組んである。 カムシャフトにベアリングが入るようになっている。
燃焼室は半球型で、スキッシュエリアがある。 バルブ径はIN23mm、EX20mmだが、それでもノーマル(IN:19mm、EX:16mm)に比べれば大きい。
インテークポートの内部。 ポート内壁は鋳込まれたままの状態。 バルブを外すのが面倒なので、ポート研磨などはしない。
カムシャフト。 ノーマルよりはオーバーラップ、リフト量共に多いが、あまり尖がっていない。
ガスケット他の付属品。 ロッカーアームは純正のものを流用。
カムチェーンも交換する。 他車の純正部品で強化タイプがあるらしいが、ここはDIDのダイハード・カムチェーンにする。
まだ交換したばかりのイリジウムプラグも交換する。 熱価を8番に上げるのだ。 今回もNGK。 ちなみに、今使っているイリジウムプラグは、義妹の親父さんのリトルカブのところへ行く予定。
作業は強化クラッチ装着からの続き。 クラッチを外したら、今度は発電機の方。
プーリーホルダで固定して、ナットを外す。 デイトナのプーリーホルダはネジの回りが悪くて使い辛かった。
フライホイールはテーパー軸に嵌っているので、抜くには専用工具を使う。
フライホイールが取れたら、クランクシャフトのテーパー部にはめ込まれている半月キーを取り外す。 小さいマイナスドライバーが必要。
ピストンがブラブラするのがイヤだったので、後回しにしていた越上へ。 ヘッドカバーとサイドカバーを外す。 チェーンテンショナーは、オイルを抜き時に既に外してしまっている。
カムスプロケットの固定ボルトを外して、シリンダーヘッドが外れた。 ガスケットが張り付いていた。
クラッチ側も取れるものは取ってしまう。 シフトアームを取る前に、シフトドラムの固定ボルトを外しておくこと。 それと、シフトドラムのピンが1つだけ非常に取れやすくなっているので、無くさないように。 このピンが無いと、ロータリー式じゃなくてリターン式のミッションになってしまう。
ジョルカブの場合、クランクケース下部のサイドスタンド取付用のボスが出っ張っているので、その辺りをプラハンでコツコツ叩くと割れてくれる。 エンジンを降ろしてからここまでで2時間掛かった。 次回は1時間程度で出来るはず。
シリンダーヘッドは、流用するロッカーアームを使って小組しておく。 もちろんタペット調整も。
越上組み立て中。
完成。
今回は他にも改造項目があったのでエンジンを降ろして作業をしたが、越上だけなら車体に積んだままでも出来なくはないし、作業も1日で終わるだろう。
性能については、同時にストロークアップも行っているので、ボアアップ単体では不明。 でも、ノーマルのシリンダーヘッドを見て、単にボアアップするだけでなくヘッド(当然カムシャフトも)も交換しなければ、本当の性能アップにはならないと思った。 そういう意味では、このJUNのキットは3万円でおつりが来るし、バリューが高いと思う。
星:★★★★
コメント:性能もルックスも◎