カムシャフト交換1


SS JUN

96cc用ストロークアップハイカム

ガレージ・ネバーランドより購入(通販)

WPCハイクオリティ80ccボアアップキット49.5mmロングストローククランクにより、動力性能は一応満足すべき水準にはなった。 だが、何かまだ96ccの性能を出し切っていないような、そんな気持ちもどこかにあった。 そしてそれは、80cc用のカムシャフトを使っているからではないか、と思うようになった。

49.5mmロングストローククランクには、96cc用カムとセットになった商品もあるのだが、ボアアップキット付属のカムシャフトとダブってしまうので、クランク単品で購入したのだ。 だが、80ccに対して96ccは「2割も」排気量が多い。 当然、吸入する混合気の量も多くなるので、カムのタイミングやリフトも80ccとは最適値が異なってくる。

どうせ換えるなら、武川のR-20とかでもいいかなとも思ったのだが、現在のカムの美点(アイドル回転数が低い、パワー特性が扱いやすい)ことも考慮して、JUNの96cc用カムにした。

発注するまではかなり悩んだのだが、発注したら翌日には到着した。

今回はエンジンを降ろさずに交換してみる。 シフトペダルのブラケットをずらす必要があるし、タペットのねじを緩めないとカムが抜けなかった。 上死点に合わせてカムを抜くのがベストだが、カムスプロケットをとめているボルトを緩める際に、どうしてもずれてしまう。 こういう場合、ムリに上死点に合わせなくても、マジックで印をつけておけばOK。

取り外した80cc用カムシャフトと96cc用を見比べてビックリ! シャフトの太さが全然違う。 カムの幅もかなり広いが、ロッカーアームと接触する幅は非常に狭いので、あまり意味はないだろう。

シャフト径が異なるので、山の大きさも全然違う。 全体にずんぐりした形状。

こんなに太くて取り付けできるんだろうか? IN側はまだ大丈夫だったが、EX側はタペットのネジがほとんど出っ張っていない。 とりあえずカムスプロケットを廻してバルブの動きは確認したが、ちょっと心配。 タペット・クリアランスは0.05mm。

取り付けて、とりあえずエンジンを掛けてみる。 ふむ。 なんとか問題なく動いているようだ。 アイドリング回転数も、交換前と同レベルで一安心。

買い物がてら通勤路を試走。 うん。 これが本来の96ccのパワー/トルクなのだろう。 交換前が90ccくらいに感じる。 スピードに乗るまでが早くなって、走っててラクになった。 一方で、排気音が少し大きくなったような気がする。 実は一度はマフラーを武川ボンバーに交換したものの、また芯抜き純正マフラーに戻していたのだが、やはり排気効率的に限界のようだ。

もしJUNのロングストローククランクを購入されるなら、カムシャフトとセットになった方を購入されることをオススメする。 80cc用カムはオークションで売ればいいんだし。

星:★★★★

コメント:カムシャフトは大事だね。