RAY-VALVE装着


JUN

PC20用RAY-VALVE

ガレージ・ネバーランドより購入(通販)

自分のジョルカブは、手元に来た時から京浜のキャブレター PC20 が装着されていた。 前オーナーがハイスロ込みで、オークションで落札した物らしい。 その出品者は「Φ24ぐらい」と言っていたとか。 確かに大昔に、PC24とかPC22というのもラインナップされていたようだが、今ではお目にかかれない。 おそらく、インマニ側の内径がΦ24ぐらいなので、そう思ったのではないかと思われる。

で、PC20キャブ用にJUNからRAY-VALVEなるものが発売されている。 スロットルバルブのピストンなのだが、中低速のトルクが上がるというハナシ。 果たして?

送られてきた段ボール箱に入っていたのは、10cm角で厚さが2cm程度の薄っぺらい箱。 一瞬、間違った品物が送られてきたのかと思った。

中に入っていたのはこれだけ。 カムシャフトの時もそうだが、取説は無し。 右側のねじは、アイドルスクリュー?

この半円形のくぼみが性能アップの秘密? ピストンの外側の面は、爪先で引っ掛かりを感じるほど面粗度が荒い。 吸入負圧によるピストンの張り付きを防ぐためか。

キャブ外観。

上部のリングを廻すと、ピストンが現れた。

ピストンの比較。 外寸は同じ。 よってこのキャブはPC20であると裏づけられた。 純正も斜めにカットされている。

底面形状はかなり違う。

ニードルはクリップで押さえられているだけなので、簡単に外れる。 リングの位置は3段目。 ニードルには、332501 という刻印があった。 このままの状態でRAY-VALVEに組み込む。

アイドルスクリューを交換する前に、現状のスクリューの開度を確認しておく。 締めこんだ状態から2回転戻しだった。 最初は同じセッティングにしてみた。 エアスクリュー(パワーフィルターの近くにある)の開度は1回転半戻しになっていた。

RAY-VALVEへの交換は、マフラー交換の前に行った。 まずはエンジンを掛けてみる。 アイドリング回転数がずいぶん高くなった。 タコメーターが無いので感覚的にだが、1,500rpmが2,000rpmに上がったような感じ。 アイドルスクリューを調節して回転を下げるが、まだ交換前に比べて200〜300rpm高い感じ。

RAY-VALVEを装着した場合、エアスクリューは1/2〜3/4回転戻しにするのがいいとも聞くが、現状では1回転半戻しのままの方がよかった。 もっとも、メインジェットやスロージェットの番手が不明なので、ちゃんとセッティングすればそうなるのかも。

天気が悪いので走行テストは出来ず。 アクセルを煽った限りでは、前のシュポシュポ言ってたキャブと別物(?)な力強さがあるように思われる(走らせてないので、あくまでも雰囲気)。 走らせるのが楽しみである。

で、一週間、通勤に使用してみた。 中低回転域での力強さは、確かに実感できる。 30km/hくらいで加速しながら坂を上る時などで特にそう感じる。 発進加速でスピードの乗りが良くなったので、2st 50ccスクーターにも引けをとらなくなった。 街乗りでよく使う領域なので、値段だけの価値はあるといっていいだろう。

メリットだけなら最高なのだが、残念ながらデメリットもある。 まず、燃費が悪くなった。 これはアイドリング回転数が上がったのと、中低回転域での力強さ(=より多くのガソリンを消費する)から来ているのだろう。 あと、エアスクリュー以外の調整をしていないので、ミクスチャーが若干濃い目になっているのもある。 アイドリング回転数とミクスチャーについては、近いうちに対策を取る予定。

総じて、デメリットよりメリットの方が大きいと思われる。 もし、新規にPC20を購入するのであれば、JUNから出ているRAY-VALVE組み込み済のPC20をお勧めする。

星:★★★★

コメント:PC20ユーザーは、装着する価値はある