フライホイール軽量化


純正

記事中の表を参照

ホンダサービスセンター狭山にて購入

排気量が124ccになって、もうトルクは十分ある。 一方で、吹け上がりがもっと鋭くならないかと思っていた。 そこでフライホイールの軽量化に手を出してみることとなった。

加工屋さんは、オークションで受付しているところを見つけたのでOK。 しかし、今使っているフライホイールを加工に出すと、その間乗れなくなってしまう。 そこで新品のフライホイールを買って、それを加工に出すことにした。

普通はジョルカブ用のフライホイールを買うところだが、今回購入したのはC90CM用。 理由はCDIにC90の物を使用しているから。 重量は1,100gだった。

当初はワンウェイクラッチは流用しようかと考えていたが、面倒なので新品で用意した。 重量は239g。

部品番号 部品名称 個数
31110-GT0-762 フライホイールCOMP. 1
28120-179-710 アウター,スターティングクラッチ 1
28125-179-710 スプリング,スターティングクラッチローラー 3
28126-253-030 キヤップ,スターティングクラッチローラースプリング 3
28128-179-710 プレート,スターティングクラッチサイド 1
91101-179-710 ローラー10X10 3
91102-179-711 ローラー5X11.8 1
91202-GB4-691 オイルシール18.9X28X5 1
93600-06016-0A スクリュー,フラット6X16 3

C90CMのアイドル時の点火時期は15度。

キー溝はTマークから75度の位置にあった。

ピックアップが検知する突起は92〜108度だった。

ピックアップの位置は、Tマークの覗き窓から125度の位置にある。

緑の線が覗き窓(Tマーク)、黄色の線がピックアップ、赤い線がシリンダーである。 横型エンジンのシリンダーは、水平よりも10度起きているという話なので、赤線と緑線の角度は80度であるべきではないのか?

知己を頼って朝霞方面にお伺いを立ててみると、「覗き窓の位置は地面に鉛直ではなく5度傾いている」という回答を頂いた。

問題はどれくらい軽量化するか。 板厚はt4.5でした。 検索してみると、ピックアップの突起の幅を残して、2〜2.5mmくらい削る人が多いようだ。

今回は耐久性重視で1.7mm削ってもらうことにした。 120g程度軽くなるハズだ。

結果は991gで109gの軽量化となった。

交換のため取り外したジョルカブのフライホイールを調べる。 キー溝はやはり75度だった。 ワンウェイクラッチの皿ねじは、カシメてあるので流用は大変そうだ。

アイドル時の点火時期は11度。

C90CMと異なるのが突起の位相。 92〜114度で、C90CMよりも長い。

比べてみるとこんなに違う。 回転方向からすると、突起の始まりのタイミングは同じで、終わるタイミングがC90CMの方が早い。

純正CDIの特集を見てもらえばわかるが、最大進角時でジョルカブ(22度)よりもC90CM(28度)は6度も進んでいる。 アナログ進角の場合、フライホイールの突起よりも進角することはできない。 つまりC90CMのCDIを生かそうとするならば、フライホイールもC90CMの物に交換する必要があるということだ。

作業がカム(R15)交換と同時だったので、軽量化&点火時期変更のみの効果は不明。 だが登板時などで若干のトルクダウンは感じる。 パワーバンドに入ってからの吹け上がりや、回転の頭打ちは改善されたように思うが、R15カムの影響も大きいのでなんとも言えない。

星:★★★

コメント:CDIとフライホイールのマッチングは大事