ジーテックより購入
「グリップヒーターはいいよ〜」という話は、耳にタコができるくらい聞かされてきた。 だが毎年「欲しいな〜、付けようかな〜」と思っているうちに、暖かくなってタイミングを逸するのだった。
購入に二の足を踏む原因は価格にもあった。 ホンダ・アクセス製のグリップヒーターは一万円を越える。 他社にも採用されるほどで、モノが良いのは理解できるのだが、費用対効果で「本当に一万円払ってまで付ける必要があるのか?」と考え込んでしまうのだ。
KOSO
K61006 グリップヒーター F
ジーテックより購入
「グリップヒーターはいいよ〜」という話は、耳にタコができるくらい聞かされてきた。 だが毎年「欲しいな〜、付けようかな〜」と思っているうちに、暖かくなってタイミングを逸するのだった。
購入に二の足を踏む原因は価格にもあった。 ホンダ・アクセス製のグリップヒーターは一万円を越える。 他社にも採用されるほどで、モノが良いのは理解できるのだが、費用対効果で「本当に一万円払ってまで付ける必要があるのか?」と考え込んでしまうのだ。
社外品のグリップヒーターなら、アクセス製の半額以下の物も珍しくない。 安価なぶん、機能や造りが劣るのはある程度仕方ないだろう。
ところがKOSOというメーカーから出ているグリップヒーターは、アクセス製と同じ5段階調節機能付きという。 価格も5千円台だったので、どこまで本家に迫っているか、試しに購入してみることにした。
グリップヒーターで気になるのは消費電力だ。 自分の場合、エンジン始動はセルに依存しているので、バッテリー上がりは致命的となる。
テールランプやウインカーをLED化してあるとはいえ、半波整流のジョルカブでは発電能力に余裕がない。 プレスカブ・デラックスなどグリップヒーターを標準装備している機種では、専用の発電コイルを装備しているようだ。
調べてみると、グリップヒーター用にレギュレート・レクチファイアを追加して、使われていない半波を有効活用している人がいた。 ジョルカブの回路図でいくと、上記のような回路でいけるはずだ。
新たに追加するレギュレート・レクチファイアは、ジョルカブに使われているのと同じ新電元製 SH634A-12(31600-GBL-871)。 新品だと高価(\4,890)なので、オークションで中古を購入した。 DIO(AF62)の物らしい。
レギュレータを接続するには、カプラが必要になる。 250型の4極ということなので2りんかんに買いに行ったら、2種類のカプラが売っていた。 正解は33531の方。 逆ロックタイプの36193はメインキー部に使われているものらしい。
まずはグリップの交換から。 ヒーター入りのグリップは太く、38mmもあった。
スロットル側も交換。 接着はG17ボンド。
レギュレート・レクチファイアは、フロントカバーの中にある。
ハーネスからの分岐は、配線をカプラの端子にハンダ付けして行う。
グリップヒーターには、電源に接続するためのヒューズ付きのハーネスが付属している。 あまりにも長すぎるので、4Pカプラのところで切断する。
コンデンサ(3000μF)をかませた配線を完成させて、SH634A-12を接続する。 エンジンを始動させて、グリップヒーターのスイッチを押してみると... 点かない。 全く動作しない。 エンジン回転を上げてみても同じ。
試しに車体側のレギュレータと入れ替えてみたが、結果は変わらない。 レギュレータの不良ではないようだ。
これ以上はテスターがなければ判断できないので、とりあえずこの日の作業は終了。 暫定として、バッテリー端子に直結で配線する。 本来プラス側は、メインスイッチのキーON配線から取る。
最近はデジタルテスターでも数千円からある。 ホームセンターで、一番安かった三和のPM3を購入した。
まずは前回と同じ状態で、追加したレギュレータのDC出力(赤線)電圧を測ってみたのだが、全く電圧がなかった。 動いていないということ?
そこで、接続していなかった黄線を新たに配線してみた。 今度は数値に動きがあったが、0.4Vくらいしか出ない(アイドリング状態)。 スロットルを捻ると少し電圧が上がるが、12Vには遠く及ばない。
逆相では使えないのかと、白線と緑線を入れ替えてみた(つまり車体側レギュレータと同じ)が、結果は同じだった。
ここに到って、グリップヒーター回路の独立を断念し、追加したレギュレータの赤線をメインスイッチONに接続することにした。
具体的には、メインスイッチの6Pカプラの黒線から分岐して、グリップヒーターの電源を取った(中央の赤線)。
追加したレギュレータも、意味があるのか不明だが、一応残してある。
なんとか配線が終わってレギュレータを固定。 ジョルカブのフロントパネル内部は、比較的余裕があるので助かる。
グリップヒーターのスイッチは、雨が直接当たらないように、レッグシールドの内側に両面テープで取り付けた。 状態を確認したり操作したりしにくいが、停車時以外は操作しないので問題はない。
メインスイッチをOFFにすればグリップヒーターの電源も切れる。 メインスイッチをONにしても、赤いボタンを押さなければグリップヒーターの電源は入らないので、間違えて通電しっ放しになることはない。
ジョルカブの発電能力だと、レベル2で使っていると信号待ちでのウインカーの点滅が、不規則な感じになる。 若干温まるまで時間が掛かるが、普段はレベル1で使っている。 ハンドルカバーをしているので、それでも十分暖かい。
グリップヒーター本体の評価としては、5段階の温度調節はIC(デジタルパルス)方式だし、アクセス製とほぼ同等のようだ。 ハーネスの造りもしっかりしているし、値段の割に良い製品だと思う。
グリップヒーター用電源回路の方は不発だったが、研鑽を重ねて再チャレンジしたい。
星:★★★★
コメント:グリップヒーター本体はとてもGood!