純正マフラーの外観。 このマフラーは予備用にオークションで落札したもので、未改造品である。 現在使用中の”芯抜き”マフラーとは別物だ。
これまでマフラーについては、いろいろなトライを行ってきたのだが、静粛性とドライバビリティにおいて純正(芯抜き)マフラーを超える物にはまだ出会えていない。
ジョルカブの純正マフラーは、パーツリストによると価格が\20kとなっている。 これはスーパーカブなどのマフラーの倍以上の値段である。 もちろん生産台数が圧倒的に違うので、ジョルカブのマフラーが割高になるのは不思議ではないのだが、構造的に複雑な作りになっている可能性もある。
そこでこのページでは、純正マフラーについて研究してみたいと思う。
ジョルカブを購入した時から、既に”芯抜き”マフラーだったので、実はノーマルマフラーについてはよく知らない。 まずは、”芯抜き”とはどういうことかを解説したい。

純正マフラーの外観。 このマフラーは予備用にオークションで落札したもので、未改造品である。 現在使用中の”芯抜き”マフラーとは別物だ。

裏面。 実はこのマフラーは購入してから1年近く、送ってきたダンボールごと庭で雨ざらしになっていた(物置が一杯だったので)。 今回の撮影用に初めて取り出してみたのだが、錆も少なくて非常に良いコンディションだったのでちょっとビックリ。 雨ざらしに放置してゴメン。 これで\2kは安い。

排気口のアップ。 実はノーマルの純正マフラーの排気口を見たのは初めて。 排気口の内径はΦ11.7。

外側のパイプと内側のパイプは、パイプ端で溶接されている。 ここを金ノコでカットすれば、内側のパイプを外すことが出来、俗にいう”芯抜き”されることになる。

前オーナーによって芯抜きされたマフラー。 排気口の内径はΦ22.7(ノーマルとの面積比3.76倍)

パイプが短くなっているのがよくわかる。
マフラーについては、サイレンサ部分の抜け効率にばかり着目していたのだが、排気脈動を効果的に利用する為にはエキパイ部分の太さ・長さが重要らしい。
特にエキパイの太さは排気量との相関があるようで、排気量の割りに極端に太いエキパイのマフラーを装着するのは得策ではない。

ジョルカブ純正マフラーのエキパイ内径は約18mm。 それに対してSP武川のボンバーは内径32mm。 面積比では2.5倍となる。 単純に排気量で考えれば125cc用ということになる。

スーパートラップは太さが二段階になっており、最初の250mmが内径20mmでそれ以後は内径36mmとなっている。 これは4インチアルミサイレンサの接続口径に合わせているから。
ジョルカブのFACTBOOKには「排気系は、シャリーのマフラーの外板と内部構造を一部流用し採用しています。出力特性の最適化と、排気騒音の低減を図っています。」と書かれている。
一口でシャリィと言っても、歴史が長いモデルなのでマフラーにもいくつか種類がある。 オークションに出品されている物を眺めて、形状が近そうな物を購入(\500)した。 モデル的にはこれとかこのあたりか?

ジョルカブに比べて、エキパイが短く取り回しも異なるシャリィのマフラー。

だがサイレンサ本体の大きさは、ほぼ同じくらい。 背面の板形状が異なるので、内部構造が全く同じという訳ではなさそう。 ステーが異なるので、ジョルカブに取り付けるのは難しいだろう。

厚みや排気口の大きさも同じである。
<以下、工事中>